シネマの中のオードリー・ヘプバーン#1:若妻物語

今年(2020年)の目標のひとつに、「オードリー・ヘプバーン出演映画を全部観る」というのを掲げてみた。

もともと、そこまでのオードリー・ヘプバーン好きというわけではなかったのだけれど、Winomyのこの記事で「オードリー・ヘプバーン出演映画に登場するシャンパーニュ」をテーマとして取り扱ったのをキッカケに、他の作品も観たくなったのだ。

Wikipediaによると、彼女が出演した映画は全部で27作品あるらしい(助演も含む)。そのうち、初期の2作品と晩年の1作品、計3作品については残念ながらDVD未発売とのこと。なので、今回は残りの24作品の制覇を目指す。そして、どうせなら備忘録として感想を残していくことにする。今回は、記念すべき第一発目の備忘録である。

最初に取り上げるのは、1951年公開の「若妻物語」(原題:YOUNG WIVE’S TALE)。邦題は、小説『若草物語』を意識したのかしら。この時オードリーはまだ22歳。

ストーリー

DVDパッケージに書いてある粗筋を抜粋。ちなみにDVDのパッケージ写真はカラーだが、本編はモノクロである。

第二次世界大戦直後のロンドン。サビーナは姉の家族と共に、ある一軒家で暮らしていた。お互いの子供はいたずら盛りの上、乳母はやる気がない。しかも、男嫌いの風変わりな娘イヴまで居候していた。サビーナの夫で作家のロドニーは、あまりにも騒然とした状況に仕事ができずにノイローゼ寸前。見かねたサビーナは子供好きな理想の乳母をスカウトしてきたが、乳母が夫婦の組み合わせを勘違いしてしまい、家の中は上を下への大騒動に…。

株式会社オルスタックソフト販売のDVDパッケージより

大筋はそうなんだけど、ちょっと物申したいのは、この粗筋、結構間違っている!「サビーナは姉の家族と共に…」とあるけれど、実際は姉じゃない。たぶん、“夫どうし”が友人という関係性。また、「見かねたサビーナは子供好きな理想の乳母をスカウトしてきたが」という部分、乳母をスカウトしたのはサビーナじゃなくて同居夫婦の妻メアリーだ。この粗筋書いた人、本編観てないんじゃないかな…。

シネマの中のオードリー・ヘプバーン

さて、肝心のオードリー・ヘプバーンの役どころだが、上の粗筋に出てくる「男嫌いの風変わりな娘イヴ」である。つまり、この映画での彼女は助演女優というわけ。

DVDタイトルには「オードリー・ヘプバーンの若妻物語」と書いてあるし、パッケージ裏には「若きヘプバーンが巻き込まれた夫婦入れ替わり大騒動!」と書いてあるので、もっと騒動に絡みまくってくるのかと思いきや、思っていたよりライトな登場だった。

しかし少ないシーンでも、オードリーの可愛さはしっかり伝わってくる。特に印象的だったのは声。とても高くて子供っぽさが残る声に、初々しさを感じる。そしてとにかく痩せている…!肩まわりとかウエストとか、細いのなんの。

可愛い。確かに可愛い。でも女性らしさが乏しくて、私の知っているオードリーの魅力はあまり感じられなかったという印象。初々しさを堪能できるという意味では、とてもいい映像だとは思うけど。

すだち評価

評価 :3/5。

作品としては、最初から最後までとにかくにぎやかな映画だった。ずーっと誰かしらが早口でしゃべっている感じ。悪く言えばやかましい。でも嫌いじゃない。

ストーリーは時代背景を反映していて、興味深い。男は仕事、女は家庭という、絵に描いたような伝統的家父長制。イライラしつつも、当時のイギリス社会を垣間見ているようで、それはそれで楽しかった。

なお、主演女優のジョーン・グリーンウッド(サビーナ役)がとにかく可愛い。背が低くてキュートな顔立ちで、声が少し少年のようで。ずーっとしゃべっているので「やかましいわ!」と叱責したくなるけれど…。

楽しかったし好きな映画だけれど、オードリーの良さを引き出し切れていないということで★2.5(5点満点)。単純に作品だけを評価するなら★3って感じかな。

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