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【Winomy コラムVol.23】すだちのBYO体験記Vol.4!と「日本ワイン」の話

12月4日更新のWinomyコラムは、「すだちのBYO体験記Vol.4」ということで、とっておきの日本ワインを持ちこんでBYOしたハナシを書きました!

コラムの読みドコロ
  • なんと東京23区内で収穫されたブドウでワインが造られている!
  • そのワインの「生まれ故郷」のお店で、夫婦BYOした様子をお伝え

Winomyコラムを読む

コラムで紹介したワインは特に興味深い子なのですが、「日本ワイン」というくくりに入ります。

日本ワインとは?

「日本ワイン」とは、日本ワイナリー協会によると、

「日本ワイン」とは、日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造されたワインです。

https://www.winery.or.jp/basic/knowledge/

え、そのまんまじゃん

って思うんですけど、実はけっこうすごいことみたいです。

そもそも正式に「日本ワイン」が定義されたのは、なんと2018年10月のこと…!!厳密には2015年10月30日に告知された改正酒税法のなかで、「果実酒等の製品品質表示基準」に「日本ワイン」が明記されました。それの適用開始日が、2018年10月30日。

どういうことかというと、

日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造されたワインに限り、ワインラベルなどに「日本ワイン」と明記してOK

というルールが決められて、法の運用がはじまったのが、実はつい最近のこと!というわけなんです。

ワインと法律の関係

それまでは、玉石混交。”日本ワイン”は、いろいろな造られ方をしていたんだって。海外から輸入した濃縮還元ブドウ果汁をつかってワインを醸造したり、輸入果汁に国産ブドウ果汁をまぜてみたり。日本はもともと、ブドウ栽培には適さない!と言われていて、国産果汁だけでまかなうのが難しかったから。

濃縮還元ブドウ果汁をつかってワインをつくっていた(いる)!

という、衝撃の事実。

わたし、ワインエキスパートの勉強をするまで、知らなかったんですよ。これって常識?知らなかった、わたしだけなのかな…。けっこうびっくりしました。ひとつ世の中について知ることができたので、そういう意味でもワインエキスパート受験してよかったなと思ってる。

ただ、さいきんになって醸造技術が発達し、ワイナリーさんの技術力も向上して、国産果汁だけのワインも安定的につくられるようになってきた。なので、ちゃんとルールをつくって「日本ワイン」のブランドを守っていきましょうよ、っていう動きがでたんですね。

いまでも、輸入濃縮還元果汁ワインは流通しているけれど、「日本ワイン」とは名乗れなくなった。じゃないと、酒税法違反になっちゃうから。

いわゆる「ワイン旧世界」と呼ばれる、ヨーロッパの老舗諸国では、古くからワイン法が運用されてきた。その結果、品質の安定した、すばらしいワインが生まれ続けてきた。フランスなんか、すーっごくガチガチにルールかためてますよね。ブドウ品種ごとに栽培可否がきまっていたり…。

それに比べたらだいぶ遅れたものの、ようやく「日本ワイン」新時代の幕があがった感じがします。

ルールを決めるってなると、なんだか堅苦しくて自由じゃない!という気もする。でも、ルールを決めるからこそ守られる品質、ブランドがあるんだってこと、ワインを通じて学ばせてもらいました。

ちなみに酒税法では「ワイン産地の表示ルール」や「ブドウ品種名の表示ルール」なんかも決まっている。ブドウ収穫地とワイン醸造地が異なるなんてことは、ままあることみたい。

ワインラベルを読むべし!

国産ワインを買うときは、ワインラベルに注目してみるのをオススメします。「日本ワイン」と書いてあるかどうか、産地・品種は明記されているかどうか。

ラベルを読みこんでワインを買うと、ちょっと通になった気分にもなれるので、よきですよ(´ー`)

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