少し前に、いわゆる谷根千へ散歩に出かけました。谷根千とは、文京区の東端から台東区の西端にかかる一帯、谷中、根津、千駄木周辺のエリアを指す総称です。
この時は、根津駅から谷中駅に向かって歩いていきました。厳密に言うと、千駄木には立ち寄っていないんですけど、語呂がいいから “谷根千さんぽ”ということで。
谷根千一帯は本当に素敵なお店がたくさん。根津神社のすぐ向かい側にあるおしゃれなワインショップに始まり、道中はたくさんの古本屋さんに魅了されます。2、3軒冷やかしつつ、本との一期一会を楽しみました。そのときに買ったのは、『コーヒーと恋愛』という小説。獅子文六著の1960年代のお話です。↓このエントリーでもちらっと触れています。
谷中周辺は “谷中銀座”と呼ばれる商店街が連なっています。ここで見つけた風景をスケッチしたのが、冒頭のイラストです。線画はアナログで作画(鉛筆)、デジタルで着彩しました。
本当の店名は別の名前なのですが、少しデフォルメ。屋根の上の猫って、なんて可愛いのでしょうか。この猫、実際は作り物です。でもまるで生きているように、生き生きとして見えました。
最後に、谷根千さんぽの写真をちょろっと貼ってみます。看板の写真多め…看板好きだから、つい。いい街です。また近いうち、行きたいな。