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春風亭一之輔さんの落語独演会で感じた「落語の面白さ」と観客のお作法

年に何回か、春風亭一之輔さんの落語を聴きに行きます。春風亭一之輔さん好きと言うと何だかミーハー・にわかファン臭が漂うけれど、正直ミーハー・にわかファンなのだと思います。「落語が好き」……というより、「一之輔さんの落語が好き」という感じ。Youtubeなんかでも、一之輔さん落語をたくさん聴いています。飄々とした語り口と、だるい&ゆるいオーラがとても良い。

春風亭一之輔チャンネル

コロナ禍の影響で最近は足が遠のいていたけれど、久しぶりに 「春風亭一之輔のドッサりまわるぜ2021」神奈川公演 に行ってきました。独演会です。演目はこちら。

前座は一之輔さんの四番弟子、春風亭貫いちさんでした。「元犬」という演目は初めて。面白かったし、貫いちさんとてもお上手でした(観客目線で前座さんを評価しようとすると謎の上から目線になってしまう……)。

一之輔さんのハナシは三席。どれも知っているハナシだったけれど、どれも新鮮に面白かったです。「同じハナシなのに毎回新鮮に面白い」って、不思議。オチ(落語的には “さげ” でしょうか)知ってるのに。ハナシ自体の面白さだけではなく、演者の表現力や会場の空気、いろいろな要素が合わさって面白さを形成している……だから毎回少しずつ感じ方が違って、同じハナシでも新鮮みが失われない。ミーハー・にわかながら、落語の面白さってそういうものだと思っています。

しかし今日はひとつ事件が。二席目「あくび指南」のオチ直前で斜め後ろに座っていた観客の携帯電話が勢いよく鳴り響き、せっかくのハナシが台無しになってしまったのです。

あわててとめていたけれど、時すでに遅し。開演前に着信音をオフにするのは最低限のマナーであって、「うっかりしていた」は言い訳にならない。特に今日はタイミングが悪すぎた。「あくび指南」って最後とてものんびり平和な終わり方をするハナシなのに、着信音のせいで雰囲気崩れまくり。演者の表現は素晴らしかったけれど、客席に良くない空気が充満して、面白さがグッと損なわれてしまった。

お金を払っている身分ではありつつも、自らも「面白さの演出」に責任があるという意識で落語を聴きたいものです。その方が粋じゃないですか!

携帯電話については「電源オフ」もしくは「機内モード」にするべきだなと改めて痛感したのでした。わたしは「マナーモード」もNGだと思う派。振動音がするからね。着信音よりはだいぶましだけれど。

何はともあれ、一之輔さんの落語はとても楽しかった! 次はいついけるかしら。

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